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適正な体重を維持するために知っておきたいこと肥満にしないこどもの食習慣No.6 |
静岡県立総合病院 栄養管理室 芹澤 陽子 先生
こどもの頃、肥満でいると、大人になっても肥満のままになりやすく、生活習慣病などの原因にもなります。さらに、脂肪細胞は、いったん増えると減らしにくいため、幼児期の肥満は成長後引きずりやすいと言われます。
大人になってからではなかなか改めにくい習慣は、こどもの頃から家族全員で取り組むことが大切です。
朝、日の光を浴びることは、成長ホルモンの分泌を促し、肥満の解消だけでなく、頭の働きもよくなり成績アップも望めます。
寝る2時間以内に食べたり、朝食を抜いてその反動でたくさん食べたり、食事時間が不規則になるのも肥満の原因です。
食べた量がわからない食べ方は、おのずと食べ過ぎになります。体重増加しているようでしたら、それは明らかに摂取カロリーがオーバーしています。
美味しいお菓子は砂糖や油が多く使われているものが多く、小さくても高カロリーです。小腹がすいたときに手軽だからとつい手を出すと、いつの間にかカロリーオーバーになってしまいます。
お水やお茶の代わりにガブガブ飲むと肥満の原因になります。
JP/HG/1216/0006