適正な体重を維持するために知っておきたいこと

やってはいけないダイエット

No.2

                            静岡県立総合病院 栄養管理室 芹澤 陽子 先生

早く痩せたくて無理なダイエットをすると、見た目には痩せても身体の中は悲鳴を上げてしまいます。人間の身体は急激な変化についていけません。急いで理想の体重に近づこうとせず、食事の内容や量を調節していけば、それが習慣となって長続きさせることができます。

 

やってはいけないダイエット


× 単品ダイエット

りんごやバナナ、ゆで卵など同じ食品ばかりを食べ続ける単品ダイエットは、必要な栄養素が欠乏したり、逆に特定な成分を摂りすぎてしまい、身体に負担がかかり健康を害する恐れがあります。


× サプリメントダイエット

飲むだけで痩せるといったサプリメントが多く出回っていますが、サプリメントは化学物質で、カプセルや錠剤にするために大量の添加物や着色料などを加えて作られています。自然の食品ではありませんから肝臓に負担がかかります。


× 炭水化物ダイエット

炭水化物を含む米やパン、パスタ、芋類などを食べないダイエットです。摂りすぎると体内で脂肪になってしまいますが、炭水化物により作られる糖は身体を健康に保つための栄養素が多く含まれています。糖が不足すると脳の働きが悪くなるだけでなく、肝臓にも負担がかかります。


× 朝抜きダイエット

朝食を食べると、活動に必要なエネルギーが身体にいきわたり身体も脳もしっかり働ける状態になります。朝を抜くと昼の吸収が高まり、食べる量も増えてしまい、逆に肥満になりやすい身体になってしまいます。
 




JP/HG/1216/0006