太りにくい強い筋肉をつくるために知っておきたいこと

足首の柔軟性

No.16

                           東京大学医学部付属病院 リハビリテーション部 後藤 美和 先生


◆ 足首の柔軟性

正しい歩行をするためには、膝(ひざ)を伸ばした状態でつま先が上(手前)に向く動き(背屈)が10度必要といわれています。この動きがかたくなると平らなところでつまづきやすくなったり、十分に地面をけって歩けなくなります。


◆ アキレス腱(けん)がのびる感覚を意識しましょう

足首は血友病性関節症で動きにくい方が多いと思われますが、アキレス腱がかたいだけであれば、改善の余地があります。足首に痛みが出ない範囲でアキレス腱のストレッチを定期的に行いましょう。


◆ ストレッチの方法

壁に両手をつき、そこに頭を近づけます。足は前後に開きます。伸ばす方の足が、後ろ側になります。両足ともにつま先をまっすぐ正面に向けます。このとき、絶対に伸ばす側(後ろ)の足を外側に向けないで下さい。ゆっくりと体を前に倒していき、イタ気持ちいいぐらいの感じで 20~30秒間伸ばしてください。これにより、足首の可動域が改善し筋肉の血流がよくなり、疲労も早く回復します。筋肉は朝起きてすぐは一番かたくなっていますので、避けましょう。前回もお話ししましたが、入浴後のストレッチが効果的です。
 




JP/HG/1216/0006