太りにくい強い筋肉をつくるために知っておきたいこと

ストレッチをしましょう

No.15

                           東京大学医学部付属病院 リハビリテーション部 後藤 美和 先生


◆ 筋肉の緊張緩和に

ストレッチを行うと、筋肉が伸張され血流が改善し老廃物がたまりにくくなり、筋肉の疲労が取れやすくなります。筋力トレーニングなどで疲労が蓄積しないようにストレッチをすることが大切です。


◆ お風呂のあとが効果的

理学療法の中に、物理療法・温熱療法という治療法があります。筋肉や関節を温めることで、副交感神経が働き余分な緊張が和らいで、筋や腱(けん)、靭帯(じんたい)の伸張効果が増し、ストレッチの効果が上がります。血流の改善効果もあります。したがって、お風呂あがりのストレッチはより効果的です。


◆ 少なくとも20秒間は伸ばしましょう

筋肉のストレッチにおいて効果が得られるには、最低20秒間の持続的なストレッチが必要です。反動をつけて強い力で1秒程度のストレッチでは効果がありません。「じっくり長めに」がポイントです。


◆ 筋肉の萎縮(いしゅく)予防に何もしないよりはずっと良い

ストレッチをするだけでも、筋肉が萎縮し細くなることを防ぐ効果があるといわれています。そのため、筋力トレーニングが行えない日であってもストレッチをするだけでも何もしないより筋肉にとってずっと良いということです。筋力トレーニングの行えない日はストレッチだけでも継続するようにすると良いでしょう。

 




JP/HG/1216/0006