太りにくい強い筋肉をつくるために知っておきたいこと

水中運動のすすめ

No.12

                           東京大学医学部付属病院 リハビリテーション部 後藤 美和 先生


◆ 陸上よりも関節に対する負担が軽い

水中では浮力が働くため,陸上よりも膝や腰への負担が少なくなります。胸の高さまでの水深では80%、へその高さまでの水深では50~60%の体重が免除されます。


◆ 水圧による抵抗を利用しましょう

水中では水圧や水の抵抗で歩くだけでも十分な運動を行うことができます。
自分にあった運動強度で運動を行うことができます。
水中では水圧がかかることによって、呼吸も大きくなります。
陸上で加わる筋肉の緊張がとれ、とくに下肢の血液の循環がよくなります。

このため、腰痛、足の疲れ,だるさなどの改善がみられます。水中にある部分は水圧や水の抵抗を絶えず受けていることになり、全身の筋肉を鍛えることができます。泳がずに歩いているだけでも,全身を使うことができ、運動強度が高くない分,長時間連続してできます。


◆ 具体的な運動

水中歩行といって、水中を歩行するのは非常に運動負荷としても高いです。バタ足を行うと、膝の屈曲・伸展、股関節の屈曲・伸展の筋力があがり、太腿とおしりの筋肉がつきます。浮力による膝や足首への負担が少ないだけでなく、水圧や足全体にかかる水による抵抗で無理なく筋力アップが得られます。まずは水中歩行から始めてみましょう。
 




JP/HG/1216/0006