太りにくい強い筋肉をつくるために知っておきたいこと

血友病患者さんもスポーツが推奨されています  No.11

                           東京大学医学部付属病院 リハビリテーション部 後藤 美和 先生


1970年代までは、血友病患者さんにスポーツは推奨されてきませんでした。しかし、凝固因子製剤の進歩や家庭輸注療法の導入により、患者さんのQOL(Quality of Life:生活の質)や身体機能を改善するうえで、スポーツや身体活動が推奨されるようになってきています。しかし、出血のリスクも隣り合わせのため、患者さん自身がスポーツに関する知識を持つことが必要です。


◆ 出血しにくいスポーツ

相手との接触(コンタクト)のないスポーツ(ノンコンタクトスポーツ)が出血しにくいといわれています。水泳やアクアビクス、水中歩行、ウォーキング、エアロバイク、自転車、テニス、クリケット、ダーツ、ボウリング、ネットボール、スカッシュ、などがあります。


◆ 出血しやすいスポーツ

コンタクトのあるスポーツ(コンタクトスポーツ)が出血の危険があると言われています。サッカーやラグビー、アメリカンフットボール、アイスホッケー、ラクロス、レスリング、柔道、ハンドボール、キックボクシング、カンフー、剣道などがあります。

すべての患者さんにあてはまるわけではありません。ご自身の出血と運動の状況をふまえて、主治医の先生と相談しながら行っていきましょう。
 




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