太りにくい強い筋肉をつくるために知っておきたいこと

ダイエットに効果的な筋力トレーニング

No.5

                           東京大学医学部付属病院 リハビリテーション部 後藤 美和 先生


◆ 軽い負荷でゆっくりとした運動

スクワットでは、膝を曲げ伸ばしする際にゆっくりとノンストップで行います。膝を伸ばしていく際に完全に膝が伸びきらない状態、いわゆる中腰になったらまた曲げ始めるといった動作を繰り返します。完全に膝を伸ばすと、筋肉はいったん緩んでしまいますが、伸びきらないことで筋肉が働き続け、付近の血液(静脈)の流れを制限させ、大きな負荷がかかっていることを脳に錯覚させるのです。


◆ 筋肉を緩ませない

筋肉を酸素不足の状態にさせると、多量の乳酸が発生し、体脂肪の分解に役立つ成長ホルモンの分泌を促されます。


◆ 成長ホルモンを分泌させる

運動によって交感神経が活性化し脂肪分解を促進するアドレナリンが分泌されます。アドレナリンよりも脂肪分解を促進するホルモンが成長ホルモンです。成長ホルモンには筋肉の成長と脂肪の分解を促進する生理的作用があります。成長ホルモンを分泌させながら筋力トレーニングを行うことで、より効果的な筋力アップが可能となります。これらを参考に筋力トレーニングを行ってみましょう。
 




JP/HG/1216/0006