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製剤のできるまで

検査

◆ 問診

献血者の健康状態を確認します。

◆ 血清学的検査

●抗原抗体反応
抗原抗体反応(抗原と抗体はカギとカギ穴のような関係)によって原料となる血液に病原体が入っていないか検査します。B型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、成人T細胞白血病ウイルス(HTLV-1)、ヒトパルボウイルスB19などが検査されます。



◆ 肝機能検査

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ、肝機能に異常があっても本人は気づかない場合があります。
献血者が健康を損ない、肝臓の細胞が壊れて血液中に酵素(ALT(GPT))などが流れ出ていないかを調べます。

◆ 核酸増幅検査(NAT: Nucleic acid Amplification Test)

ウイルスに感染していても、感染から日がたっていないと体内のウイルス量が少なかったり、ウイルスに対する抗体がまだできていないため抗原抗体反応検査では発見されないことがあります。(この発見されない期間を「ウインドウ」期間と呼びます。)NAT検査はウインドウ期間の血液中に含まれる微量のウイルスを検出する感度の高い検査です。採取した血液にウイルス遺伝子(核酸)に結合する試薬を入れ、ウイルスの遺伝子を人工的に数万倍以上に増やす環境にします。血液の中にわずかでもウイルスがある場合には、この方法によりウイルスの存在を判定できます。
肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV) などのウイルスの存在を検査します。









◆ 保管

採取した血液から凝固因子を含む血漿部分を製剤の原料として使いますが、血漿はすぐに使われず、製造まで数ヶ月保存されます。これはその保存期間中にその血液を提供した方の健康状態になんらかの異常があった場合、その血漿を原料として使用することを避けるためです。

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