出血に関する親からの質問

Q6.

かつて製剤には薬害も起こり、今後も絶対に起こらない保障はないと思います。可能な限り製剤を使いたくありません。痛みは我慢させてもいいのでしょうか?

A.

親としては当然の心配です。どんなに安全と言われても、人間のすることですから100%安全とは言えないでしょう。痛みを我慢させる件について何人かの患者さんにお尋ねしたところ、皆さん、子どもの頃を振り返って「基本的に子どもは注射をうちたくないので我慢する。
そして、いよいよ我慢できなくなってから言うものなので、子どもには我慢させなくていい。やっと親に訴えた時点で、 さらに我慢させられることになるのはかなり辛い」といった返事でした。全てをまず我慢させてしまうのはデメリットと危険性(「出血に関する質問」Q5をご覧ください)があります。

でも本当に軽い出血であれば冷却・圧迫・安静により収まるでしょう。一般的には抜歯を除く歯茎からの出血、口の中の小さい傷、押さえれば止まる鼻血、手足などの小さい皮下出血などは止血剤服用程度で様子をみてよいとされています(歯科での抜歯の際は製剤が必要になります)。また、血尿も1〜2回でおさまる程度あれば、経過観察でよいのですが、この場合は止血剤を飲むことは禁忌(きんき:使ってはいけない薬の使用方法)ですのでご注意!しかし、ここに述べられているような軽い出血でも舌を噛んで腫れあがってしまったり、指先のすり傷や切り傷、ねんざで大きく腫れたりすることもありますので、あくまでも目安とお考えください。実際にはその都度、医師に訊きながら勉強していくことになると思います。




JP/HG/0617/0004