出血に関する親からの質問

Q4.

出血の時、製剤を使う、使わないの判断はどうやってするの?

A.

その判断は出血の程度、持っている凝固因子の量(重症度と言います)、出血部位、同一部位の反復、年齢、その後の安静の持続可能性によって異なりますの で、一概には言えません。もちろん足を着くと痛くて歩けない、外見上腫れている、関節に触るとプヨプヨしている、 うでや足の曲げ伸ばしが十分出来ないなどの場合は迷いなく使うでしょうが、この質問の意図は微妙なところをどうするかだと思います。 原則としては単に痛みがひいただけでなく、腫れも完全にひくまで使い、同時に安静を心がけることになります。

最初の頃は急に走らなくなったとか、妙に大人しくしているとか、片うでだけを使って遊んでいる、ちょっと膨らんでいるところがある、身体に触らせないなどの症状が見えたら一応、病院で診てもらいましょう。時には病院で「こんなことで連れて来るなんて」とけげんな顔をされることもあるかもしれませんが、それも勉強です。幼稚園の頃には結構きちんと親が判断できるようになりますし、きっとお子さん自身も小学校の高学年ぐらいになれば、適切な判断が自分でできるようになることでしょう。家庭治療をされている場合に、製剤を使うかどうか迷うときには予防効果も兼ねて使って様子を見てもかまいません。




JP/HG/0617/0004