出血に関する親からの質問

Q10.

鼻血はどうでしょう?

A.

鼻血は上向いて綿を詰め…一般的な対処法ですが、上を向いた場合、血が喉に流れて苦しくなること、気持ち悪くなったりすること、出血量が多くても気づかな くなることもあります。上を向かない方がよいと専門医は言います。鼻血のほとんどは入り口に近い“鼻中隔(びちゅうかく)”というところの粘膜から出血しています。処置としては小鼻を押さえて止まれば幸いです。

綿などにワセリン(なければ市販のきず薬の軟膏などでもいい)を塗った物を詰めれば製剤を使わなくても、あるいは止血剤を服用するだけでもすみます。それで止まらない場合は鼻の奥が出血していることが考えられますので、先ほどの処理をした綿を鼻のなるべく奥に詰めて、製剤を投与して、耳鼻科の先生を受診して鼻の奥にタンポン(初めて耳にする方は驚くかもしれませんが…、タンポンとは消毒した綿・ガーゼなどを円筒状あるいは球状にしたもののことです)を詰めてもらうなどの必要があります。

漏れて来た血はできるだけ口から吐き出しましょう。大丈夫と思っても、もう少し詰めたままにすることが早く止めるコツです。なおワセリン等の軟膏がないと、綿を取るときにできたかさぶたを取ってしまい再出血してしまいますので注意。また一度止まっても血管は万全ではありませんので、同じところから再出血する可能性があります。生乾きの血のかたまりを気持ち悪いからとほじったりしないようにしてください。




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