薬に関する質問

Q2.

旅行や研修などの際の保存はどうしたらいいのでしょうか?

A.

 どんな製剤も冷所保存が原則です。「常温保存」と表示されているものでも、可能であればなるべく冷たいところに保存しておきましょう。と は言うものの、なかなかそれが難しい場面もあるでしょう。
工夫としては製剤のセット全てを冷所保存する必要はありませんから、製剤のビンだけ取り出して冷蔵庫に入れるという方法があります。これだけでも相当に量は減るでしょう。意外に良いのが、釣具屋にあるエサ用の小型クーラーボックス。コンパクトで ちょっとした外出には向いています。


それも困難という場合、「冷所保存」が言われているものであっても数日間であれば、常温範囲で保存しても効果が著しく減じることはありません。但し、屋内でも日のあたる場所に長時間放置したり、車のダッシュボードのような40度以上になる場所に置き忘れたり すれば変質してしまう危険がありますし、また反対に家庭のフリーザーや厳冬の屋外等では液剤が凍結してビンが割れる危険があります。常温とは人が快適に過ごせる温度を目安としてください。なお、帰宅後は持ち運んだ製剤から使うようにしましょう。




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