その他

Q9.

兄弟姉妹で病気ではない子との接し方は同じにはできないし、どうすればいいの?

A.

個人の状況が違うのですから、全く同じにするのは現実に無理。とは言え、患児に親の注意が奪われて、兄弟姉妹がやむを得ず放任されるような状態が続いたり、患児がやれないことを、兄弟姉妹にも一緒に我慢させたりすることが多いのも事実。


兄弟姉妹は、自分が駄々をこねると、親が困って叱り、あるいは無視することが分かっているので“良い子”として振舞う傾向があります。でも、それだけだと愛されている実感が乏しくて、自信のない大人になったり、思春期に親に強く反発したりしやすくなってしまいます。 

 原則としては患児のために兄弟姉妹のやれることを規制するのは やめましょう。患児がやりたがることもあるでしょう。でも、それで成功すればいい結果であるし、失敗しても患児や周囲がその限界を自分で学習していく機会となります。

例外的に兄弟姉妹も我慢をさせなくてはならない場面もあるでしょう。その時は親が我慢したことを褒めるだけでなく、本当は辛かった、悔しかった、寂しかった気持ちを分かっている

ことを兄弟姉妹に後で伝えてあげてください。また時間があれば、兄弟姉妹にも十分、甘えさせ、かまってあげる機会を与えてください。兄弟姉妹は元気だから、“良い子”だからと忘れがちです、ご注意を。
 




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