その他

Q10.

大事にし過ぎて太り過ぎてしまいました。 どうしたらいいでしょう。

A.

太りすぎは必要な注射量も増えますし、歩行だけでも関節に大きな負担がかかるため再出血しやすく、一般的に治るのに長期間かかります。肝炎に感染している場合には肝炎がウイルス性か脂肪肝によるものかの判断も難しくなります。

健康への悪影響だけでなく、血管が見えにくくなって家庭治療や自己注射を難しくすることもあります。健康な体重に戻す努力をしましょう。しかし、血友病の場合では運動中心に痩せようとしても出血すれば、元の木阿弥。長期間の安静を余儀なくされてしまいます。さらに大人はともかく、子どもにあまり食事制限するのも酷な感じですよね。 

「大事にし過ぎて」とありますが、太った原因は何でしょう。外遊びを控え、家でTVゲームをしながらお菓子やジュースでも摂っていたのでしょうか。それともストレスなどで食事の量が過剰になっているのでしょうか。親切な人が身近にいて、甘いものなどを振舞ってくれるのでしょうか。原因が分かれば、まず、それを何とかしましょう。
 
ダイエットの王道は食事管理と運動です。食事管理はまず間食を控えることから考え、ある程度、管理できるようになったら、就寝前3時間はカロリーのある物を飲食しない習慣を付ける。空腹で眠れないのならコップ一杯の牛乳を飲んで歯磨きして就寝です。牛乳には鎮静作用があります。これだけで効果が出るはず。まだ十分でないなら次に夕食の量を減らします。朝食と昼食は減らさないでください。これで駄目なら病院の栄養士さんにも相談して食生活全体を見直しましょう。なお、週末、日曜日などにはこれらの制限を取って休憩するのも長続きさせるコツです。

   
運動については、基本的に運動だけでは簡単に痩せないと思ってください。運動だけで痩せようと思ったら一流選手並の量が必要となります。しかし、運動はリバウンドを防ぎ、体型を整え、太りにくい身体を作る効果があります。食事制限だけで痩せようとするとかなりの確率でリバウンドが生じてしまいます。コツは無理をしないで、長続きさせることを第一に考えることです。運動といってもたいしたことではありません。一日20分の歩行からはじめて、40分程度が歩けるようになれば、当面はOKです。マッチョな肉体が欲しければ、無酸素運動で過剰負荷をかけるのがいいのですが、この場合は出血を防ぐしなやかな筋肉が欲しいのですから、有酸素運動の軽い負荷で長時間続ける方がいいのです。もっとも効果の高い水泳からはじめてもいいですが、とにかく長続きすることを考えてください。でも、太ってしまってから体重を戻すのはなかなか難しいものですよね。太らないようにする事が第一ですね。




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